report:6 激動の?生い立ち-亮太編2- [一姫三太郎]
2001年9月11日、歴史が変わった日に亮太は生まれた。
たしかこの当時はボクも定職がなく、バイトで食いつないでいたとおもう。
国民健康保険は出産一時金が30万円出るが、これでは足りない。
ましてや帝王切開なので、我が家の財政は親のすねかじりに支えられていた。
そんな状況で子供を育てられるのかってお叱りを受けるだろう。でも、実は子供が生まれる
ちょっと前までは都内でサラリーマンをしていたのだ。
なぜ辞めたかというと、
1.IT関係の仕事が性に合わなかった
2.ちょうど生保のライフプランナーから仕事の紹介をうけていた
3.地元に帰りたかった
というような感じで、後先考えない性格も合わさって、地元でなんとか仕事探せば大丈夫だろうという、結局は本当に安易な行動だったと思う。
亮太が生後2ヶ月のころ、バイトを変えた。これが家族の亀裂のきっかけだった。
お水&風俗のお仕事である。入ってすぐは下っ端で、店の外で客引きをしなければならない。
これはちょっと嫌だったので、前の仕事のスキルを生かし、店のホームページを立ち上げた。
これが功を奏し、傾いていた店が地域ナンバーワン店になった。ボクもとうとう店長となり、給料は前の仕事の倍以上になった。仕事は楽しいし、生活も楽になっていく。順風満帆と思った。
ただ、家族とは取り返しの付かない溝が広がっているのに気づいていなかった。
↓その頃の亮太↓
(つづく)
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